リーダーとは何をする人なのか?リーダーの資質や技術について整理してみた
ベンチャー企業や小さな組織で働いている方、大企業や大きな組織で働いている方。人それぞれ働く環境はありますが、共通して言えるのはリーダーが存在しているということだと思います。
仮に役職としてのリーダーがいないとしてもリーダー的な存在という方は必ずいらっしゃると思います。
特に小さな組織や日々新しい問題が起きる環境に身を置いてみるとリーダーの存在の大事さを身にしみて感じます。
また、新規事業や新規サービスを立ち上げていく時などは本当にリーダーによってその後の結果が大きく変わることを何回も体験してきました。 そんな体験の中から、事業やサービスを作るためのリーダーとは何をする人なのか?どうあるべきなのかを整理していきたいと思います。
リーダーに必要な技術と資質は何か?
なぜリーダーが必要になるタイミングとしては、課題に対しての解決プランが複数存在している場合だと考えています。 課題に対して、リーダーは【打ち手(課題解決プラン)を、自分で考え、決め、伝え、率い、行動する】必要があります。
リーダーは全てやらなければならない
- 考えるだけではダメ、決めなければいけない
- 決めるだけではダメ、伝えなければいけない
- 伝えるだけではダメ、率いなければいけない
- 率いるだけではダメ、行動しなくてはいけない
リーダーに必要な意識
- ビジョンや夢を語り、突破の打ち手を明確にする
- 各論に強くて、夢がある
- 最終的には実行・実行・実行だが、重要なのは手前の部分
リーダーの技術が足りない場合の疾患
リーダーが多くの打ち手を考えて、これをやらないと不安、ふれをやらないと危険とリーダーが迷って決められないと、打ち手がアレも、コレも、ソレもになる 打ち手がアレも、コレも、ソレもだから、現場は、ドレも、コレもソレも出来ない
リーダーが迷っているから、現場の体が動かなくなり機能不全に陥り、結果がでない。
何が悪いのか?だれが悪いのか?あえて犯人探しをするとすればリーダーが決めないことが全ての原因
迷っている→わかりやすく整理できない→整理できていないから→人に上手く伝えられない→伝えられないから→打ち手が組織全体に浸透しない
問題の本質はいつも「決めてない」ことと「伝えてない」こと。
なぜ決めないのか?自分の失敗が怖い(←突き詰めるとこれ)
なぜ伝えないのか?伝える技術を磨いていない
→自分の得意分野を磨いているが、自分が理解するのと、他に理解してもらうのは違う
→この技術を身に付けていかなければならない
リーダが問われる資質とは?
今まで整理してきたことからリーダーの資質を一言でいうとすれば、「決めて伝える」力こそがリーダーの資質です。 アイディア坊やではリーダーは務まりませんし、ただただ行動しているだけでも不足しています。
色々な課題解決プランがある中で最良の打ち手を導きだし、決定して、それをメンバーに伝えることができる力がないとリーダーにはなれないです。
リーダーポジションになりたい方、既になっている方はもう一度ご自身でリーダーとは何か?何をすべき人なのか?を整理して考えてみると、 今まで上手くいかなった原因や解決方法が見つかるかもしれないのでおすすめです!